症状(側弯(側湾・そくわん))
腰の痛み、慢性的な肩こりを訴え来院。
2、3年前から座っていると腰が痛むことが多いとの事。
また、子供の頃、側弯(側湾・そくわん)症と言われた事がある。
初見(側弯(側湾・そくわん))
姿勢の検査にて肩・腰に傾きがみられる。
また、前屈を行うと脊椎が左右水平ではなくカーブが存在する。
背中に関しては右凸、腰が左凸、痛みは腰椎の左側沿いと仙腸関節の左側に出現している。
施術(側弯(側湾・そくわん))
側弯(側湾・そくわん)は思春期より傾きが存在し、検査から見ても構造的な側弯だと思われる。
側弯が強く出ている状態であるため、これ以上の過度の負荷を減らすために座り方・立ち方の練習を行う。
仙腸関節へのアプローチを行い、腰の左凸・腰方形筋の硬縮を緩め、上部胸椎へのアプローチも行い、僧帽筋・菱形筋等の周囲筋を整える。
2回目の施術時には座位で出現していた腰の痛みは軽減。
側弯の場合、過度の負荷を減らし、これ以上悪化させない事が大切です。座り方等癖のチェックも行いながら経過を見つつ、過度に負荷のかかっている箇所は施術により調整します。
カイロプラクティック|もっと動きたくなるカラダへ
カイロプラクティックは骨格のゆがみや筋肉の硬直を整え、歪みクセのついた関節を調整することで体全体への負担を減らし、体の持つ回復能力が十分に発揮されるようにチューニングする療法です。