症状(ぎっくり腰)
前日の夕方、くしゃみをした際に腰に痛みが走り、徐々に痛みが増している状態。
急に動こうと体勢を変えると痛みが再現する。
また、前日の夜お風呂に入り温めた。
初見(ぎっくり腰)
痛みのため立位において腰を真っ直ぐにする事が出来ず、脊柱の側方への傾き(逃避性傾斜)が見られる。
歩行中も痛みがあり、うつ伏せも困難。立位に比べると座位は容易。
左の骨盤が外側に捻じれ、周囲の梨状筋・中殿筋・腸腰筋にも緊張が見られる。
施術(ぎっくり腰)
1回目はアイシングをし、骨盤部に軽めのアプローチ。周囲の中殿筋・腸腰筋・脊柱起立筋などが過剰に緊張し、動作を制限しているので調整。
炎症を起こしている場合、2・3日は痛みが続くので、その間お風呂につかるのはやめて、シャワーにして頂く。
2回目は立位・座位・歩行においての痛みは減少していた。再度骨盤部へのアプローチを行い、緊張が見られたので腸腰筋の調整も行った。
5回目の施術で腰の痛みはほぼ消失。
ただし、腰部・骨盤部に未だアンバランスさが残っているので調整すると共に、朝晩の腰のストレッチを続けて頂いている。
あわせて読みたい
カイロプラクティック|もっと動きたくなるカラダへ
カイロプラクティックは骨格のゆがみや筋肉の硬直を整え、歪みクセのついた関節を調整することで体全体への負担を減らし、体の持つ回復能力が十分に発揮されるようにチューニングする療法です。